隊列は君に続く

140字におさまらないあれこれ

夢の先に進む君たちへ -セクシーゾーン ドームツアー2022 ザ・ハイライト-

2022年12月16日

待ちに待ったこの日。行ってまいりました東京ドーム。

始まる前から、なんなら入場前から手の震えが止まらなくて、会場が暗くなってドームを埋めつくすペンライトの海が見えた瞬間、それだけで胸がいっぱいになった。OP映像が流れ始めてようやく「これからドームに立つSexyZoneに会えるんだ」と思ったら、涙を堪えきれなくて隣にいた友人に笑われた。でもいざ登場したら私なんかより聡ちゃんのほうが泣いてて、思わず笑ってしまった。だってそんなことある?あんまり愛おしくて、ああ大好きだなぁって思ったらまた泣けて。開始数分で感情ぐちゃぐちゃにされてしまった。

 

印象的な曲はたくさんあったけど、やっぱりForever Goldかなぁ。アリーナ公演のときから演出含めて大好きだったけど、ドームでの4人の表情がとっても良くて、さらに大好きになった。

フィルム越しの僕ら

なんか幸せそうだ

スクリーンに流れる昔の映像を見ながら花道を歩くSexyZone。私がいた席からは彼らの後ろにドームの客席が見えて、その光景が本当に美しくて、なんだかとてもうれしかった。今この瞬間、東京ドームが世界で一番美しい場所だって、そんなことを本気で思った。

この夏あんなにたくさん聴いた曲なのに、彼らの今と歌詞がこんなにもリンクするなんて知らなかった。メインステージで肩を組んで飛び跳ねながら歌う4人を見たらまた涙があふれてしまった。探していた答えはきっと、間違いなく、ここにあったね。

アリーナ公演と同じく本編最後の曲はDream。曲の前に挨拶があって、そこで風磨くんが「今スクリーンに映し出されているのは、2011年11月16日の星空です」って教えてくれた。メンバーにも言ってなかったんだよって、メンバーの驚いた反応を受けて優しく笑う風磨くん。ほんとずるいね、そういうとこだよ。

Dreamはやっぱり…と思ってペンライトはオレンジを灯した。オレンジに染まる会場を見るたびに、5人のSexyZoneに想いを馳せて、改めて好きを実感する。ステージに立っているのは4人かもしれないけど、5人でこの場所に連れてきてくれてありがとうって思いながら、オレンジのペンライトを振っていた。

 

初めての単独ドーム公演、本当に、本当におめでとう。私はあなたたちがデビューしてから歩んできた11年もの道のりを、半分も知りません。みんなが口を揃えて言う「色々あったね」の"色々"に含まれる様々な出来事だって、ほとんど知らない。でも私が出会ってからのこの数年の間にも、たくさん悩んで、もがいて、ひとつひとつ積み重ねて、懸命に突き進む姿を見てきました。私に見えている部分なんてほんの一部でしかないけれど、美しい見た目の内側に熱い想いを秘めていたことを知っています。そんなあなたたちが、グループとして一つの夢を叶えたこと。人が夢を叶える瞬間ってこんなにもキラキラと輝いて美しいものなんだって初めて知った。優しいひとたちだから、何度も何度も「みんなのおかげで、」という言葉をくれたけど、これは紛れもなく、あなたたちの力で掴み取った夢だよ。

 

 

東京公演が終わってからここまで書いて、書き終わらないまま大阪公演も終えてしまって、どうしようかな〜なんて思っていたら、27日の発表がありました。

メールを見て、一瞬で全身が冷えていく感覚を久しぶりに味わった。そのまま公式の文章を読んで、FC動画を見ても涙はほとんど出なかった。言葉は理解しつつ、うまく受け止められなくて、でも5人並んだ姿がとてもしっくりきて、それがどうしようもなく苦しかった。でもお昼に突然始まったインスタライブで楽しそうな5人を見たとき、自分でもびっくりするぐらいぼろぼろ泣いてしまった。私が見たかったのはこれだって、これが私の好きになったSexyZoneだって、そう思ったら涙が止まらなかった。寂しい気持ちはもちろんあるけど、それよりも SexyZoneが大好きって気持ちのほうがずっとずっと大きかった。

ねぇ、会いたかったよ、本当に。どうして、なんて思いたくても思えないよ。全部教えてくれるんだもん。私が知りたかったこと、今までどうしていたのか、これからどこで何をしたいのか、どんな夢を抱いたのか。言わない選択肢だってあるのに、全部教えてくれた。本当に、どこまでも優しいひとたちなんだよね…。

しかも5人で旅行なんてしちゃってさ!インスタも開設して!5人でドーム公演も撮ったの?情報が多いんよ。これを書いてる最中にもインスタの通知ばんばん来るんだけど。悲しむ暇なんて与えてくれなくて、それどころかたくさん笑わせてくれて。なんか、私が好きになる人たちって似てるなぁなんてこっそり思ったりした。

 

マリちゃん、おかえりなさい。

発表されてすぐはどうしても悲しい気持ちが勝ってしまって言えなかったけど、でも、ずっと言いたかったよ。おかえり。ほんの短い時間だけど、表に出てくることはきっとものすごく勇気が必要なことだったと思う。それでもあなたの口から直接言葉をもらえたことに、姿を見せてくれたことに、どれだけ救われたか。あなたが自分の人生を見つめて決断をしたこと。SexyZoneがそれを受け入れてくれる場所だったこと。それって当たり前のようで本当に難しくて、すごいことだと思うから、そんな人たちを好きになれて私はとても幸せです。

 

正直なことを言うと、あと数日でグループの形が変わってしまうことがまだ信じられなくて、とても悲しくて寂しい。わがままだけど、もう一度だけでも会いたかったなって思う。でも、大好きな人たちがした決断を、夢を、応援しないという選択肢は私の中にはないです。だから、もう少しだけ時間をください。もう少しだけ、あなたたちを想って泣かせてください。

 

 

最後に、私の勝手な夢を、叶えてくれてありがとう。

進む道は違っても、これからもSexy Zoneの5人を応援しています。