隊列は君に続く

140字におさまらないあれこれ

君と見る夢の話

SZ10TH 宮城公演に行ってきました。

1年半ぶりの生の現場。3年ぶりに会う自担。

思えば私が聡くんを応援すると決めたのも、3年前の、同じ会場でのコンサートでした。もしかしたら、あの日が最初で最後になった可能性もあったんだなって考えると少し怖くなった。初めて会った時と同じ場所でまた会えたこと、嬉しいよりも感謝のほうが大きかったです。

聡くんが復帰するまでの私の想いは、去年のポプステで風磨くんがほとんど代弁してくれました。私にとって大事なのは、好きな人たちが笑っていること。たとえその姿を見ることができなくたって、生きて幸せでいてくれればそれでいい。だからこそ、この先の人生、他の道を行く選択肢がある中で、またステージに立つことを選んでくれた彼には感謝しかありません。

本当は「待ってる」という言葉を口にするのが怖かった時期があって。この願いがプレッシャーになったり、誰かを傷つけたりするんじゃないかと思うと何も言えなくなっていました。

そんな私の想いをまるごと救ってくれたのが、SZ10THオーラスでの勝利くんの言葉でした。5人で歌う夢を見た勝利くん。どうしても5人がよくて、でもそれが誰かのプレッシャーになるかもしれない。それでも自分の本心がそうなんだからそれでいいんだって、夢を見るのは勝手だからって。優しい声で、はっきりと話してくれた勝利くんの言葉、ずっと忘れないと思う。きっと勝利くんは「誰がどう思おうと、僕の想いはこうだよ」って教えてくれただけだろうけど、あの時たしかに私は救われたんだよ。

去年放送されたROTで、風磨くんが「5人で20周年を迎えられることを願っていてください」って言ってくれたことも思い出した。願っていいんだって、自分でもびっくりするほどぼろぼろ泣いた。

人の心は変わるし、永遠はない。この数年で痛いほどに実感した。他人に何かを願うことも、夢を見ることも怖い。それでもやめられなくて苦しくなってた私をあっさり受け止めてくれるんだもんな。ずるいよ。

大好きな人たちからもらった言葉たちを、全部大切に心に留めておきたい。不安になった時、怖くなった時、いつでも思い出して勝手に救われちゃおう。


あ〜〜〜〜〜  コンサート楽しかったな。とっっっっっても楽しかった。ありがとうもおめでとうもおかえりなさいも、全部声に出したかった。でも生きていればいつか絶対その日がくるから、それを信じて今は我慢します。


思いのまま長々と書いてしまったけど、最後に。

『好きな人たちが幸せでいてくれればそれでいい』って、それは確かに私の本心だけど、やっぱりオタクだからできることなら彼らがステージで煌めく姿をこの先もずっと見たい。SexyZoneの5人がそれぞれの幸せを掴んでほしい。そしてあわよくばそれが、『Sexy Zone』というグループの形をしていてくれたらうれしい。いつまでも5人で歌って踊って笑っていてほしい。わがままでごめんね。でも願うことを、あなたたちに夢を見ることを許してください。


Sexy Zoneが5人でドームに立つ姿を見ること。

これが今の私の、勝手な夢です。